二十年近く前、渋谷のカフェでたまたま知り合ったアメリカ人女性が
「今アメリカではブログを書くことが流行っているのよ。
貴女も、日記を書く習慣があるのなら、ブログにしてみれば?」と。
私の英語力では「ブログ」というもののイメージが全然浮かばなくて、
なに、それ? なんで個人的な日記をネットで紹介するわけ?
としか、思いませんでした。
今、皆がyoutubeをやり始めたので、ブログの初期を思い出しました。
さすがに「なに、それ?」とは思いませんが、私の昨日までの認識では、
youtubeは
「特別な才能がある人が、その才能を不特定多数の人に披露して、
人気が出たら、スポンサーがいっぱいついて、大きな収入になるらしい」
でも、この本を読んで、結構目が覚めました。
一番興味を惹かれたのは、
P.107 より良い情報が多くの人に届きやすくなるはず
P.181 社会貢献とビジネスが完全に一致した世界
P.100 ビジネスyoutuberは互いに成長していくことができる
今までは勝ち負けにこだわり、他人を蹴落としながら一人で
這い上がっていく世界だった。(中略)が、youtubeは
皆で一緒に成長して、皆で一緒に良い世界を創るという、
超がつくほどの美談がロジック化されている
私は「稼ぎまくりたい」とは思いませんが、
もし私の能力(書くこと、健康体操を伝えること、生活の知恵)などを
商品化して正当な評価を得られる(=収入)ならば嬉しいし、
私が応援したい人たちの活動に寄付することもできます。
お金は「貯め込むのではなく、まわす」ものとして、働く道があるなら、
それは素晴らしいこと。そして、この本には、そのヒントが満載です。