おしりが 上がる  驚異のきくち体操    菊池和子・著   2019/10

もうちょっとマシな写真がありました。

菊池和子さんは1934年生まれですから、私より14歳も年上。
なのに、精力的に本をかかれ、指導者を育て、ご自身も指導を続け、
カッコよく、お元気・・・・

私は個人的に、「お年ににもかかわらず、美しく素敵な方々」に興味があり、
その理由を考えるのが好きなので、菊池さんからは目が離せません。

お薦めの体操は長年変わらないけれど、説得力があります。
今回はおしりの筋肉について重点的に説明され、自力整体より易しいので
誰にでも取っ付きやすいです。

自力整体を「難しい」と決めつける気はありませんが、
「ボーっとやっていたのでは効果が上がらない」という点で、「易しくない」のです。
私が「長く辛かった膝痛を治せた自力整体ですから、効果絶大なのは確か!」
なのですが、本当に体の辛さを味わい、「何とかしてここから抜け出したい!」と、
必死になって、体の声を聴きたくなるようになるのが難しいのです。

私が今、実感しているのは、10人を超えるような教室では、自己治療は難しく、
本当に何処かの不調を治したい方は個人レッスンが向いているのでは?

閑話休題。
誰もが自分に合った健康法に出会い、「止められても実行したい」ような
体操を楽しく続けられることが重要だと思っています。

この本でメモしておきたいことは、
p.83 臍覗きから、起き上がる腹筋
   裸足で滑りの悪い壁に足指を押しつけ、
   バレエの臍覗きみたいに顔を上げていき、
   壁の力を借りて起き上がる

私は自分の力だけでは、勢いをつけないと起き上がれませんが、
この方式だと割と簡単です。

食べ方として、
p.107 砂糖は食べない / 硬いモノを食べる / 好きなのは黒ゴマペースト
   
近々、黒ゴマペーストを買ってくる気になりました。

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