P/26 「がん細胞」が動き出す食事
近年の研究により、
老化や病気のほとんどは活性酸素が関係していることが、明らかに…
現在の日本での四大疾病「がん・心筋梗塞・脳卒中・糖尿病」患者の増加は、
メインエンジンがミトコンドリアに移ったのちも、
「解糖エンジン」を活発に動かし続けている食生活に原因がある
(と著者は考えているそうです。)
はるか昔、私たちの祖先となる生物は、
無酸素と低音の環境にて「解糖エンジン」を働かせて生きたいた
そんな過酷な環境でも、さかんに増殖していた<生命力旺盛な細胞>こそが、
「がん細胞」である。(← 安保徹医師の説)
P.27 がん細胞の増殖を防ぐには、私たちの体内をがん細胞が喜ぶ環境にしないこと
がん細胞は、古代の環境で生き延びてきた細胞であり、
「解糖エンジン」のもとで優位に働きます。
「解糖エンジン」は、高糖質・低体温・低酸素の三拍子がそろうと活発化します。
ですから、50歳からのがん予防には、
第一に糖質の豊富な食品を控え、
「解糖エンジン」の働きを抑えることです。