「腸もみで 腸そうじ」⑥


Diamond Headハイキングコースの途中の景色。結構急なザレ道と階段の連続です。


頂上手前の展望台。人がいっぱいです。

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さて、この数日、「腸もみ」の本で、食物酵素の話ばかり延々と続けていますが、

理由は、これが<多くの人に理解されにくく>、<誤解が多く

それなのに、<これを押さえさえすれば、非常に有効な理論だから>なのです。

もう少し、本文から抜粋します。

P.99 「ケガをした動物は食事をしない」

   ケガをした野生の動物は食事を摂りません。動けないから食べられないのではなく

   (それもあるかもしれませんが)、食べることで消化酵素が使われてしまうと、

   ケガを治すために必要な代謝酵素が作られないことを本能で知っているからです。

   動物は自分にとっての最善で最良の方法を本能(腸)で感じているのでしょう。

   どんなに賢くなっても、進化しても、ヒトも動物です。

   風邪を引いて熱がある、体がだるいなどのときに食欲がない経験をした覚えの

   ある方は、本能が働いています。じぶんの身体の声を(弱まったときだけかも

   しれませんが)聞くことができています。

   食欲が失せて食べる量が減ると、胃腸の休息ができ、消化酵素の生産が抑えられ、

   その分、体調を整え、機能回復を促し、免疫力を高めるための代謝酵素が

   生産できます。「食欲が無い」と感じたら、食べない(または少食にする)方が

   早く体調が回復するのです。

   食欲のないときに限らず、ふだんから食べる量を控えると、

   消化酵素をあまり使わなくて済むため、新陳代謝や修復に使いたい代謝酵素の

   働きが活発になって、私たちは若々しく元気でいられます。

   食べ過ぎは摂取カロリー過多による肥満を招くだけでなく、

   消化酵素の無駄遣いによって代謝酵素が抑制され、新陳代謝を低下させます。

   お腹がいっぱいになるまで食べるほど代謝は落ちて、体の老化はどんどん進みます。

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