(P.56&57)
東洋医学を勉強するとき、必ず登場するのがツボと経絡です。
ところが解説者(書)によって微妙な違いがあったりして、
分かり難い点があることも事実です。
体表面に経絡の線やツボが見えるわけでもなく、
本人も施術者も自分で「感じる」モノなので、ビミョーなのです。
でも、「ある!」と思って見つめ、
信じて触れると「応えてくれる」のも面白い点です。
自力整体に頻出のツボは内関(心包経)で、
自分の膝で反対側腕の内関穴をマッサージします。
この本にあるように腕で押しても良いですが、膝を使った方が効率的。
完璧に覚える必要はないそうですが、分かっているとイメージしやすいのも確かです。
私は自分にとって特に必要そうなツボは覚えています。
P.59 肺経:尺沢(しゃくたく):咳・痰・喘息など呼吸器全般に効く。
大腸系:手三里:腕にある神経痛やしびれに効く。
曲池:からだの免疫機能を整え、向上させる大切なツボ
心経:神門:便秘を解消するツボ
小腸系:少沢:狭心症、胸の痛み、のどの痛みなどに効果がある。
気を失ったときの救急療法としても用いられる。
終わりのツボ天容(てんよう):二の腕をスリムにする。
養老:疲れ目や老眼、腰痛、肘の関節痛などに効果がある。
心包経:内関:平衡感覚を正常にする。 胃の不快感や吐き気を和らげ、
乗り物酔い・二日酔いに効くツボとしても知られる。
郄門(げきもん):交感神経を鎮めるツボ
三焦経:陽池(ようち):体の冷え•のぼせ•しもやけ•リウマチ•口の渇き•
頻尿•肌荒れ•肩こり•抜け毛•自律神経のバランス調整
中渚(ちゅうしょ):肝臓全般の症状によく効く
翳風(えいふう):全身の気の流れや血流が改善される。
頭痛、肩こり、くま・くすみ、顔のむくみなどの
美容効果も期待できる。