P.83で白澤医師は、ご自分の音学歴と将来の夢を語られています。
(タブが引っ込んでいる部分は著書からの抜書きです。)
自分でもピアノを弾いたり、フルートを吹いたりするので、
コンサートにもよく行きます。
やはり生の演奏にふれるのは、たいへん刺激的です。
しかし、こうしたコンサートにくる人はごくわずかです。
そこで私はいま、もっと音楽に親しんでもらおうと、
オペラをつくっているのです。
はて? お医者さんのつくるオペラとは??
オペラの定義から入らねば、何とも言えませんが、結構敷居が高そうです。
新老人の日野原先生も、音楽を通しての啓蒙活動をされていますが、
「葉っぱのフレディ」はミュージカルです。
私の個人的感覚では、「オペラ」は本格的オーケストラの伴奏で、
歌手はマイクなしの生演奏。バレエが入ればめっけモノ(?)。
ミュージカルは歌と踊りが半々に近いはずで、
オペラ的発声では難しい場合が多いから(?)マイクを使う……
で、私が主宰するミュージカルでも、本当はマイクを使いたいのですが、
この、ステージ用のヘッドマイクが豪く高価で、手が出ません。
窮余の策で、
私たちミュージカル研究会では、台詞を予め録音してしまい、
歌の伴奏と組み合わせて本番用CDを作ってしまいます。
メンバーは台詞の暗記労力と<ど忘れの恐怖>に悩まされることなく、
自分の台詞のシーンでは口をパクパクと動かしながらパントマイム。
お陰で歌の練習に力を注げます。
おっと、マイムの練習にも、結構時間をかけていましたっけ。
ま、こんな感じでミュージカルの練習は、
「歌ったり踊ったり」の体力仕事です。
いずれにしても、自分達の主張をStoryに反映させ、
皆で討論し、意思を統一し、練習に励むことは
老化防止に、かなりの効果があると思っています。
なので、白澤先生のオペラグループと、我がミュージカル研究会の
コラボ公演などが出来ればイイなぁ~~などと考えています。