「禅が教える 人生の答え」  枡野俊明


日本と違って、車を降りればすぐ、素晴らしい登山道なので、
誰でも気軽に山を楽しめます。コースも色々。


この道からトレチメ一週6時間コースへ出発!

社会の中で人間関係に悩むことは誰にでもあります。

枡野師の答えは、

P.67  いくら長年の修行を積んでいても、僧侶とてひとりの人間です。

  私の中にも好き嫌いや合う合わないという感情はあります。

  すべての人にまったく同じ気持ちで接することは、

  相当に難しいものです。(後略)

   ですから私は、相性があるということを前提にして
  関係をつくろうと心がけています。

  無理やり相性をよくしようとするのではなく、

  相性のよい人ばかりを特別視するのではなく、

  その存在を認めつつ、

  しっかりと自分のスタンスを見失わないようにする。

  相手に合わせることができると思えばそうすればいいし、

  それが区kるしいと感じるのなら

  自分をなくしてまで合わせる必要はありません。

  大切なことは、常に自分が主体となることなのです。(中略)

  「相性」というものは確かに存在しているが、

  そんなものに振り回されてはいけません。

  そんなものでぶつかり合うのはつまらないこと。

  脇にそっと置いておくだけで十分です。

  「相性のいい人」と「相性の悪い人」は、

  ちょうど半分ずつ周りにいるもの。それが社会なのです。

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