「片づけられない人は まずは玄関の靴を    その3

長い人生を3~4つの期間に分けて考える生き方は既に色々紹介されています。
私も五木寛之氏によって紹介された「四住期」(バラモンの訓え)を参考に
人生を考えてきました。

著者は、キリスト者らしく、人生を朝・昼・夜の三つに分けて考え、
子育てを終えて還暦を迎えた現在以降は、

P.120 「今度は少しでも時間や労力を捧げる側に立ちたいと強く願います。
   体力は下降の一途をたどっても、
   これまでの経験やわずかばかりの知恵が若い世代を支えることができるなら……」

   (中略)ただ時間を自分のためにだけむさぼって生きるのは避けたいと思います。
   そのためにも心身を健やかに保たなくては……。」

本当に、、、還暦を過ぎたら、宗教観があっても無くても、このように生きて欲しいです。
私の周囲の団塊世代仲間は「戦争を知らず、高度経済成長に支えられ、公害にめげず、元気!」
の人が多いですが、同窓会報を見ると、結構亡くなってしまった友人の名を見つけます。

私はたまたま強靭な体に恵まれただけなのかもしれません。何しろ、
コールタールだらけの大阪湾で泳いで育ち、色粉のジュースを大量に飲み、
小学校では定期的に駆虫薬(←多分)を飲まされ、トランス脂肪酸だらけのパンやお菓子を食べ、
今思えば、ゾッとするような食生活を送ってきたのです。

「それでも、こんなに健康でいられるのよ」というのは禁句です。
アレルギーや薬害、予防接種による被害は一番弱い人たちから始まるのですから、
社会全体を汚染から守るような生活を心がけたいものです。

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