「最後の 英語やり直し」 勝間和代・著

写真はSydneyのホテルの庭です。

勝間さんのことは、「痩せる」という本を読んで以来、注目しています。

今回のこの「英語」に関する本は、私が常々思っていたことが

明快な言葉で説明され、意を強くしました。

P.18 「1000時間」というKeyword

P.20  英語は、そのくらいの時間を費やしたあとに、

    スーっと分かってくるものなのです。

P.21 よく、英語を何年も習っているのにできないと嘆く人、それは、

   要は学習時間が足りないのです。(中略)

   (色々な方法で勉強したとして)1000時間達成するのに何年かかりますか?

   計算すると分かりますが、15年くらいかかってしまいます。

   それではダメですね。

   ポイントは「年数」ではなく「累積時間数」なのです

P.25 私達の世代(←彼女は1968年生まれ)の英語学習は、実際には残念ながら、

   時間分の英語の中身がなかったのでした。「濃度」で言えば、せいぜい4分の1、

   下手したら10分の1くらいしか「英語」が入っていなかったのです。

   (中略)私がここで言う「1000時間」とは、

   「英語だけに接する時間」であることを強調しておきたいと思います。

   あなたは英語を勉強しているようで、日本語を勉強していませんか?

   そのトラップにぜひ、気づいてください。

実は私、どっぷりとその罠に嵌まっていました。
現実に今も、実践ビジネス英語のテキストを読むことが好きです。
が、事前カンニング無しには、Vocabulary不足で、全文を聞き取れません。

そうか……、そうだったのね…、悔しい!
という気持ちです。

彼女が言うように、もっと早い段階で、きちんと1000時間投資をしていれば、
現役時代は、もっともっと仕事で英語を使うチャンスがあったのに、
えらく損をしていたのね……、とため息が出ます。

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