昨日、五木氏が紹介した<毎日新聞の記事>に噛みつきました。
もちろん、科学的エビデンスがあるわけでなく、私自身の直感ですが、
どこかで恣意的な何かが蠢いているのを感じてしまうのです。
それは、「とにかく、たんぱく質をたくさん食べましょうね!」の大合唱。
最近よく耳にするのは「牛乳や肉を、もっとたくさん!」
「元気な高齢者は肉をたくさん食べている!」という掛け声です。
この掛け声の裏には
「肉は殆ど食べないけれど、すごく健康で頭脳明晰」な人たちも
たくさん居ると思うのです。
ま、食べ物をどうするか?という論争はさておいて、
「フレイルの予防には何が必要か?」を考えることが重要でしょう。
私は「肉を食べる」よりも「着火剤としての精神活動」と
「燃焼効率のよい(=ゴミを出さない)食べ物を摂る」の二つの方が
ずっと重要だと思うのです。
五木氏だって、メタボじゃないのに80過ぎまで生きてこられたのは、
作家として「書きたいことがたくさんあり」、本が売れ、読者に感動を
与えられる<精神活動>があるからだと思います。
その彼が<左脚の痛さに悩まされている>のは、食が細いとか、
痩せ型だからではなく、別の理由だと思うのです。
私の見立ては、「運動不足・座り過ぎ・体の手入れ不足」です。
(実際はプロのトレーナーが充分にケアされているのかもしれませんが。)
人間は動物ですから、毎日数時間も座って原稿用紙を埋め続けるなど、
とても不自然です。
私のお勧めは、我田引水ですが、もちろん<自力整体>です。
でも、月に3回は教室に通って習うことは、ハードルですよね。
で、次にお薦めしたいのが、
全ての世代の男女両方に効果がある、バレエです。
ただし、姿勢の間違いをこまめに直してくれる先生が必要だし、
月謝で通うスタジオは高そうだし(因みに私が通う教室は1回1200円) 「男性お断り」の教室も多いので、難しそう。
その点、自力整体は誰でもすぐに始められるし、
覚えてしまえば自宅でも出来るから、やっぱり最強かも!
私は未経験だけど、Pilatesも良さそうです。
要は、「治療効果が自分で納得でき、やると気持ちイイから長続きする」
そういうエクササイズを自分で見つけることが肝心で、
やると決めたら、「つまみ食い」でなく、きちんと、やることです。