P.88 人間のカラダはどうしても使い過ぎてしまうことが多い。
でも”最大限に使えばいいか”というと、そうではなくて、
実は余力を残した部分が大事なんです。
ヒモはその余力を残した、有効範囲のなかで動く感覚を
教えてくれるわけです。
(中略)ストレッチでも頑張り過ぎて、カラダの一部だけを
伸ばしていることがあるんですね。でもヒモをつけると
カラダが全体的に使えて、だんだんどういうストレッチが
自分にとって有効なのかが判別できてくるんですよ。
P.89 ずっと”部分を使う”とか”鍛える”と思ってきたので、
ヒモをきっかけに
「カラダがつながっているとこんなにラクなんだ」と実感。
今もヒモを使うと、「カラダがまとまっているな」という
感じがあって、動きやすいですね。
上記は<なでしこジャパン>選手たちと、著者との対談より。