以下、著者の持論です。
P.63 人の幸福感は、腸内細菌の量に相関します。
なぜなら、セロトニンやドーパミンなど、
人の幸福感や意欲にかかわる「幸せ物質」と呼ばれる
脳内の神経伝達物質は、腸内細菌がその材料となる
前駆物質をつくって脳へ送っているからです。
そのため、毎日食物繊維をしっかりとって、
腸内細菌の数を増やしておくと、脳内の幸せ物質の分泌量は増え、
人の幸福感は必然的に高まるのです。
ふむ。
「笑いヨガ」のLeader養成研修を受けたとき、似たような理論を教わりました。
内容は、
笑うと、多くの酸素を自然に体に取り入れることができ、
その結果、心身共にすっきりし、元気になることができます。
その笑いは、<可笑しいことがあって笑う>のでなくても、
最初は作り笑いでも何でも、大声で笑えば、効果は同じ…………
つまり、著者・藤田紘一郎氏は、
<今現在、幸福でなくても、腸内細菌を増やせば、幸福になれる>のだと……?
ま、そうかもしれません。
便秘でお腹が重くて、動きが鈍くなったり、お肌が荒れたり、
集中力がなくなったら、幸福感なんて皆無になることでしょう。
逆も真なり。何はなくとも、毎日巨大なウンチを排出することができて、
腸内がすっきりしていれば、それはそれは爽快なことでしょう。
私も頑張らねば!