P.130 「真理は一つだけ。
でも真理に辿り着く道は無数にある」
「楽をしたいんだったら、楽をするな」
力を抜いて、だらーっとするのも楽。
その力を抜いてだらーっとしている瞬間は楽かもしれないのですが、
体の構造は崩れていきます。
そこから次、何かをしようと思った時に、痛みを感じるわけです。
(中略)クラシックバレエやモダンバレエは徹底的に
基礎ばかりをやります。
「体の構造的にリスクを負わない使い方をしましょう」
「体を支える筋肉をしっかり目覚めさせましょう」というトレーニングです。
だから、体の構造が崩れることを嫌がります。
でも、一般の方々は、
効率的な動作が頭にも体にも叩き込まれていないから、
体の構造を崩す行為を楽だと思ったり、楽だと感じてしまう。
P.131 つまり、たいていの方々が、
機能性を考えずに、自分の体に害を与え続ける歩き方で歩いています。
だから必然的に痛みや慢性的な疲れが生まれてしまうということ